ロールオーバーされなくなるので、手続きをせねば!
もくじ
非課税期間終了のお知らせ
新NISAが始まるにあたって、今までのNISAはロールオーバーが出来なくなりました。
私がNISAを使い始めたときは一般NISAしかなかったです。
NISAは毎月5000円~2万円、投資信託を購入していました。
購入金額が少ないので つみたてNISA に変更すれば良かったのですが、手続きが大変そうで・・・
一般NISAで購入した商品をすべて売却しないと変更できないのは面倒ですし。
とりあえずロールオーバー出来ていたので、ほったらかしにしていました。
まさか10年もたたないうちに制度が大きく変わるなんて思ってもいませんでした。
一般NISAの非課税期間は5年です。
2019年に買い付けした商品の非課税期間が終了になります。
非課税期間が終了した商品は、課税口座(特定・一般)に払い出しされます。
ということは・・・そのままにしておいたら売却益に20.315%の税金がかかる!!
投資信託はいつ売却する?
投資信託は余裕資金を使っているので、お金が必要になった時に売却する予定でした。
でも売却益に税金がかかるようになるので、非課税期間の12月末までに売却して新NISAの資金にすることにします。
今まで一度も自分で売却してことがありません。
とりあえずプラスになっているので、どのタイミングで売却しても損はしません。
が、「もっと値上がりするのでは・・・」といった気持ちが出てきてなかなか売却の手続きが出来ず、あっという間に11月になってしまいました。
最近は毎日のように価格のチェックをしていて、年初来の高値に近い金額になっていたため売却の注文をいれました。
投資信託の売却 楽天証券
売却口数の確認
非課税期間が終了する投資信託は、NISAのトップ画面に出てくる「確認はこちら」から確認できます。
非課税期間終了になる投資信託の口数は、54,388口でした。
とりあえず非課税期間終了になる分だけ売却します。
保有している一般NSIA分を全て解約して新NISAに入れてもイイのですが、小心者なので少しづつ変更していきたいと思っています。
投資信託の選択
保有商品の一覧から売却する商品を選びます。
売却口数の入力
一部売却にチェックを入れて、非課税期間終了になる54,388口を入力します。
注文内容を確認
注文内容を確認して、取引暗証番号を入力します。
注文完了の表示がされます。
投資信託の売却は営業日の15時まで受け付けなので、「やっぱり売却をやめたい」時は注文当日の15時までであれば注文を取り消せます。
(ファンドによっては締め切り時間が異なることも)
投資信託の売却価格
売却後の受取金額は、222,137円でした。
注文を入れたときの概算額は、222,762円です。
625円減ってますね~
投資信託は取引申し込みをした時間の価格ではなく、20時までに運用会社が算出した基準価格で約定単価が決定するので、取引申し込み時にはハッキリとした金額が分からないんです。
なので上げ相場っぽいときに取引申し込みをしたのですが、下がってしまったのは残念です。
しかもその翌日に基準価格が上がってた・・・><
投資信託の売却にかかる費用
解約手数料
ほとんどの商品では解約手数料はかかりませんが、一部の商品で解約手数料がかかる場合があります。
信託財産留保額
投資信託を解約するときに徴収される費用です。
投資信託が解約されると、ファンドが組み入れている株式や債券などを売却して、投資家に渡す現金を確保する必要があります。
その際の費用を解約する人も負担をして、受益者の公平性を確保し、ファンド運用の安定性を高める目的があります。
売却する際の価格は、基準価額から一定の割合を差し引いた額になります。
新NISAなら売却のタイミングを選べる
新NISAは非課税保有期間が無期限化、つまり生きている限り売却利益には税金がかかりません。
なので今回のように非課税期間を気にして、特にお金が必要でないときに投資信託を売却する必要が無くなります。
こんなに改善される制度はもう出てこないのではないかと思ってます。
最近の税制改革は、改悪が多いですからね・・・
おわり
旧NISAの保有分が新NISAにロールオーバーされれば良かったのにな。
とは言っても国内株投信から全世界株投信への切り替えのきっかけが出来たのは良かったと思ってます。
12月に入って慌てるのが嫌だったので投資信託を売却しましたが、売却の翌日にさらに価格が上がっていたのは残念でした。
とりあえず利益は出ているので、今後も自分のリスク許容範囲内でコツコツ投資信託を購入していきます。