初めてこの本を読んだのは、2016年3月でした。(ブクログに記録してました)
タイトルの語呂がイイですよね。
もともと同世代の人と比べて物は少ないほうでした。
少ないもので生活したいという、同じような考えの人が少なかったので、とても嬉しかったと思います。
必要十分生活とは
物がこれ以上増えると余計だし、これより少ないと生活に困る、という状態のこと
人によって家族構成や生活習慣が異なるので、必要な物・量は違ってきます。
自分にとって心地よいルールのもとで生活すれば、少ない物でも気分よく生活できます。
私のルールは「持ち物は作り付け収納に入る分にする」です。
ストックはなるべく持たない
近くにお店が無い方は難しいと思いますが、基本的にはすぐに使うもの以外はストックを持たない方がいいです。
洗剤やボールペンなどの「いつか使う」「無くなったら使う」ものであってもです。
ずっと同じものを使う予定だったとしても、新商品が出たり、より良いものを見つけたりしたら、別のものを使いたくなりますよね。
ストックがあると「これが無くならないと新しいのが使えない・・・」とか「ストックがあるけど新しいのを使っちゃえ」とかでストックが忌々しい存在になってしまいます。
著者の方も同じような経験をされていたので共感できました。
レンタル品を活用する
時々しか使わないものはレンタルしてます。
結婚式のドレス、カーシェアリングなどなど
狭い一人暮らしの部屋には、滅多に使わないドレスは邪魔になります。
しかも高いのに1回しか着ないことも・・・
ドレスはクリーニング代も高いです。
全てこみこみのレンタルなら、購入するよりリーズナブルなので嬉しいですよね。
最近は高級家電や健康器具のレンタルもあるので、購入前のお試し期間として利用するのも良さそうです。
趣味の物は思う存分家に置く
この考えは、他の部屋の片づけをすすめる方とは違います。
だいたい少しでも減らすよう言っている方が大半だと思います。
趣味は全く違います。その人が必要と思えば、それはすべて必要であり、十分と思うまで十分ではありません。
クローゼットで服が埋め尽くされて、棚から落ちそうでも、集めつづければいいと思います。
好きなものを好きなだけなんて、とっても嬉しいですよね。
ただ、自分のスペースにとどめて、家族に迷惑をかけないよう注意はされています。
必要十分でシンプルな暮らしを
今ではシンプルな暮らしについての本やYouTubeの発信をよく見ます。
この本の発行は2015年5月なので、7年以上経っても少ないもので暮らす生活が出来ず、家などが散らかってしまう人が多いのだなぁと思います。
人によって適正な量は違いますが、本書を読んで自分とは違う考え方に触れてみるのもイイと思います。